
「薄毛予防は食べ物でできるのか?」
例えば、ワカメは髪にいい食べ物と言われていますが本当なのでしょうか?
答えを言うと食べ物で薄毛予防することができます。
今回は、薄毛予防ができる食べ物を紹介したいと思います。
薄毛予防できる食べ物はなんだ!?
薄毛予防するためには、髪の毛を構成している成分が入っている食べ物を食べることで予防することができます。
髪の毛は、ケラチンと呼ばれるタンパク質で作られています。
ケラチンは爪や髪を作るための成分で、タンパク質の一種になります。
ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されており、特に多く含まれている成分はシスチンになります。
ケラチンだけをピンポイントで摂取することは難しいので、タンパク質全体で摂取するようにしましょう!
また、タンパク質以外にもビタミンA、B、C、E、Fやミネラル、コラーゲンを摂取することで薄毛予防することができます。
それでは、具体的に薄毛予防ができる食べ物を紹介したいと思います。
タンパク質を多く含む食べ物
タンパク質は筋肉や骨、血液の材料にもなる栄養素です。
タンパク質には必須アミノ酸やケラチンが含まれており、タンパク質全体で摂取することで髪の毛に必要な成分も摂取することができます。
タンパク質を多く含む食べ物として、下記があります。
- 肉
- 魚
- 卵
- 大豆製品
特にタンパク質が多い食べ物として、とりの胸肉や豚肉、卵の黄身、豆腐や豆乳がオススメできる食べ物になります。
タンパク質は、肉類が多いのでいろんなところから摂取できる食べ物が多いですが気をつけたいのがとんかつや唐揚げなどの揚げ物で油分が多い調理になってしまうと頭皮の皮脂が多くなってしまうため、逆効果になってしまいます。
タンパク質を摂取する時は、あっさりした調理方法で取るようにしましょう。
また、タンパク質と言えばプロテインなのでプロテインから摂取してもいいと思います。
ビタミンAを多く含む食べ物
ビタミンAをは目や皮膚の粘膜を健康に保つ働きがあり、アンチエイジング効果が期待できます。
ビタミンAを多く含む食べ物として下記があります。
- とりや豚のレバー
- うなぎ
- 乳製品
- 卵
レバーやうなぎは中々食べるものではないので、ビタミンAは乳製品や卵で摂取することをオススメします。
また、βカロテンも体内で必要に応じてビタミンAに変わるので、にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜もオススメします。
ビタミンBを多く含む食べ物
ビタミンBはいくつか種類がありますが、B1、B2、B6、B12とビタミンB群と呼ばれているものをバランスよく摂取するようにしましょう。
まず、ビタミンB群はどんなものがあるか説明します。
ビタミンB群は、髪の毛を作ったり成長させたりするものが多いですが、それ以外にも皮膚や血液内の成分を作ったりするものがあります。
ビタミンB群を多く含む食べ物として下記があります。
- 豚ヒレ肉
- 豚もも肉
- 豚ロース
- 玄米
- 豆類
- ナッツ類
- レバー類
- うなぎ
- 納豆
- 卵
- 乳製品
- 緑黄色野菜
- マグロ
- カツオ
- バナナ
- にんにく
- その他(肉、魚、豆類、ナッツ類には基本的には含まれている)
- レバー類
- 貝類
- 乳製品
- 納豆
全体的にレバーが多いですが、肉や魚、卵や豆類を食べていると基本的に摂取できるので、摂取ができていないと気にすることは無いですが、調理によっては脂分が多くなってしまうので注意するようにしましょう。
ビタミンCを多く含む食べ物
ビタミンCは、肌にいいものと言われていますが実は髪の毛にも重要になってきます。
コラーゲンが作られる時に必要になってくるのがビタミンCなのです。
特に17型コラーゲンは髪や頭皮の健康に影響を与えることからビタミンCも間接的に髪に関わってくる重要なものといえます。
ビタミンCを多く含む食べ物として下記があります。
- ピーマン
- キウイ
- いちご
- オレンジ
- じゃがいも
- 小松菜
ビタミンCといえば、レモンのイメージがあると思われがちですが、ピーマンなどのほうがビタミンCは多く含まれているので、レモンからビタミンCを摂取するよりも取りやすいのかもしれません。
ビタミンEを多く含む食べ物
ビタミンEは、血流を良くする働きがあるため髪の毛の材料というよりも頭皮の血流を良くして抜け毛のリスクを抑えてくれる役割があります。
ビタミンEを多く含む食べ物は下記になります。
うなぎ
大豆
緑黄色野菜
ビタミンEを摂取するためには意識しなければ、食べない食べ物が多いので間食に軽くアーモンドなどのナッツ類を食べることをおすすめします。
(ただし、食べ過ぎは厳禁です)
ビタミンF(必須脂肪酸)を多く含む食べ物
ビタミンFは旧の名称で、現在は脂質に分類されている必須脂肪酸です。
ビタミンFは、脂肪を減らしたり動脈硬化を防いでくれますが、ビタミンFが足りなくなってしまうと皮膚の乾燥や脱毛の症状が出てしまいます。
ビタミンFを多く含む食べ物は下記になります。
- サンフラワー油
- ひまわり油
- 昆布類
- ワカメ
油や海藻類がビタミンFを摂取できるものになりますので、炒めものなどに使っている油をサラダ油から変えてみることも一つですし、昆布やワカメから摂取してもいいかもしれませんね。
ミネラルを多く含む食べ物
ミネラルは、複数の栄養素のことを言いますが亜鉛や鉄分、カリウムなど髪の毛に直接的間接的両方から必要になるものがあります。
しかし、カルシウムが足りなくなってしまうと神経細胞の働きが低下してしまい、イライラなどでストレスが溜まってしまう症状が出てくるので薄毛を進行させてしまいます。
もちろん全てが全て毛根が復活できるわけでも無いことから信じる信じないはアナタ次第ですが、ケイ素は髪の毛にいい成分であることは間違いないですね。
男性は女性よりも鉄分を過剰に摂取する必要はありませんが、鉄分が不足してしまうと代謝が悪くなってしまったり、肌が悪くなってしまうことから頭皮に影響が出てしまう可能性があります。
ミネラルは、髪の毛を作る重要な亜鉛の他にも不足してしまうと髪の毛に影響が出てしまうものもあるため、意識して摂取することが重要です。
ミネラルを多く含む食べ物として下記があります。
- 牡蠣
- うなぎ(蒲焼)
- レバー類
- ナッツ類
- 豆類
- 乳製品
- 小魚
- 豆類
- チンゲン菜
- オクラ
- ケール
- アーモンド
- サバ缶
- とうもろこし
- 青のり
- ひじき
- ほうじ茶
- キビ
- じゃがいも
- ほうれん草
- 切り干し大根
- 豆腐
- さんま
- 卵
コラーゲンを多く含む食べ物
コラーゲンは、髪の毛を生やす作用ではなく髪の毛を太くする働きをします。
せっかく生えてきても細いままですと、地肌が見えてしまいますが髪の毛を太くすることで地肌が見えてしまう面積が少なくなるのです。
コラーゲンを多く含む食べ物は下記になります。
- 豚足
- 手羽先
- 軟骨
- 豚バラ肉
- うなぎ
- カレイ
- エビ
- ゼラチン
- ゼリー
- プリン
コラーゲンは、あまり食べることの少ない食べ物も多いですが、身近なものもあります。
髪の毛だけではなく、肌も良くなるため若々しく見せることもできて一石二鳥の食べ物になります。
さいごに
薄毛の予防ができる食べ物を紹介しました。
いろいろな栄養素から予防することができるので、偏った食事ではなくバランスのよい食事を取るようにした上で、髪の毛にいい成分の入った食事を取るようにしましょう。
少しでも「薄くなってきたなぁ」と感じてきた辺りから意識して食生活を変えることをオススメします。