
薄毛は早い人でも20代から始まると言われることが一般的ですが、10代からも薄毛が始まるというのはあるのでしょうか?
今回は、10代の薄毛についてお話したいと思います。
10代でも薄毛になる可能性はある
まず結論から言うと10代でも薄毛になる可能性はあります。
何故かと言うと薄毛になる原因として下記があるからです。
- 食生活が偏っている
- 夜更かししている
- 頭皮環境が悪い
- ストレスが溜まりすぎている
- 目の使いすぎ
さて、あなたはどのくらい当てはまりますか?
食生活はジャンクフードや好きなものだけ食べていると栄養が偏る
食欲旺盛な10代はジャンクフードをよく食べてしまいます。
主にジャンクフードと呼ばれている商品は下記になります。
- ハンバーガーやポテト
- カップラーメンや袋ラーメン
- ポテトチップス
どれも人気のある食べ物ですが、炭水化物と脂質、塩分で主に構成されているような高カロリーの食べ物がジャンクフードと呼ばれています。
学校帰りや休日友人と遊んでいる時の食べ物としては定番になっていますが、薄毛を気にするのであれば控えるようにしましょう。
特にハンバーガーやポテトなどファストフード店の食べ物やポテトチップスは、脂質が多く体に脂分が多い状態になってしまいます。
体に脂分が多いと頭皮から出てしまう皮脂の量が多くなってしまい、皮脂が必要以上に毛穴につまってしまうことで髪の毛の成長を妨げてしまうのです。
また、ジャンクフードを食べていなくても好き嫌いが多く、母親が作っている食事で食べないものがある場合、亜鉛が入っている食べ物やタンパク質、ビタミンやミネラルが取れずに髪の毛や頭皮に栄養が行かずに薄毛になってしまう可能性もあります。
食生活は、ジャンクフードは控えめにして家で出された食事は好き嫌いで食べないということを無くすようにしましょう。
夜更かししている
夜のTV番組は面白いし、ネットで動画をみたり、友達とSNSで話していたりと夜はエンターテインメントがたくさんあります。
そうするとどうしても寝る時間が遅くなってしまいますね。
夜の10時から夜中の2時までの4時間は成長ホルモンがたくさん出ています。
成長ホルモンは、身長を伸ばすこととして有名ですがそれ以外にも体の修復もしており、日中に髪の毛が受けたダメージも修復しているのです。
成長ホルモンが出ている時間帯に起きていると成長ホルモンの量は寝ている時と比べて減ってしまうたため、髪の毛の修復も完全にできない可能性があり、修復されないダメージが残ってしまい髪が抜けていったり、細くなってしまい薄毛になってしまう可能性があります。
そのため、薄毛を気にするのであれば夜は10時ころには寝るようにしましょう。
頭皮環境が悪い
夜に頭を洗わなかったり、夏の紫外線を頭皮に直に当たってしまっていると頭皮環境が悪くなってしまいます。
特に朝シャンプーするからと夜洗わないのは頭皮に悪く、寝ている間に皮脂と汚れがくっついて固まったものが毛穴に詰まることで髪に栄養がいかない可能性があるのです。
そのため、夜は可能ならお風呂に入り、最低でもシャワーでさっぱりしてから寝るようにしましょう。
また、夏の紫外線についても可能な限り帽子などで直接紫外線が当たらないようにしましょう。
帽子を被っているとハゲると言われますが、被り続けていると汗をかいてしまったりするため、頭皮の汚れが多くなり、頭皮環境が悪くなると言われています。
そのため、屋外にいる時だけ帽子を被るようにすると紫外線にも当たらず、頭皮の汚れも被り続けている状態よりも抑えることができます。
ストレスが溜まりすぎている
10代は、親から「勉強しろ」だとか友達付き合い、部活などでうまくストレスを発散できないとストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まってしまうとホルモンバランスや自律神経が崩れてしまったりして、頭皮の毛細血管が縮小してしまい、髪の毛に栄養が行かなくなってしまいのです。
ストレスを溜めないやストレスを発散するは口では簡単に言えますが、なかなかできなかったりしますね。
ストレスの発散は、体を動かしたり趣味を作ったり現在の趣味を続けたりすることでできますので、ストレスを溜めないことよりも発散することを考えたほうがいいですね。
また、薄毛だということで悩むことでもストレスが溜まってしまうので、どうしても悩んでしまうのであれば、スキンヘッドに近い坊主にしてしまうこともいいかもしれませんし、若干の薄毛なら開き直ることも一つかもしれません。
目の使いすぎ
スマホやTVゲーム、パソコンなどの電子機器で目を酷使してしまうと首や肩の血行が悪くなってしまいます。
画面を見続けてしまうことによる眼精疲労が血行を悪くしてしまう原因となるのです。
血行は目の部分だけではなく、体全体の血行が悪くなってしまうため頭の血行も悪くなってしまいます。
頭の血行が悪くなってしまうということは頭皮の毛細血管から髪の毛に栄養が行かなくなってしまうことで薄毛になってしまうのです。
10代の薄毛はAGA治療可能?
いろいろと薄毛の可能性がある生活習慣をしてしまっているかと思いますが、もし薄毛になってしまい、それがAGA(男性型脱毛症)だった場合、治療はできるのでしょうか?
結論から言うとAGA治療はできません。
AGA治療はフィナステリド系の薬を使うことが一般的で、日本の薬局からもらうとした場合は下記の薬名になります。
- プロペシア
- トーワ
- ファイザー
- サワイ
しかし、10代で上記の薬を使ってしまうと男性ホルモンを抑える効果による副作用が大きいため、どの病院でも処方してくれることはありません。
(そもそも保険適用外のため、プロペシアが1ヶ月分で7000円以上その他の3つの薬についても4000円程度しますので10代が払える金額ではないかもしれませんが・・・。)
また、AGAの薬と使用することで効果が大きいリアップなどのミノキシジルの成分が入っている発毛剤も未成年には販売していません。
そのため、10代はAGA治療することができないのです。
薄毛にならないためには生活習慣を見直しましょう
薄毛の治療をすることは難しいので、さらに薄毛にならないように生活習慣を見直す必要があります。
- 食生活を見直す
- 寝る1時間くらいまえまでに最低でもシャワーを浴びる
- 夜は早く寝る
- スマホは使いすぎない
上記のことをするだけでも十分に薄毛の対策にはなります。
もし、10代で薄毛の進行がそこそこ進んでいるようでしたら、20歳になった直後にAGA治療を始めることをオススメします。
私は、20代後半から今までで薄毛から改善しましたが、何を使って薄毛が改善できたかは下記リンクをご覧ください。
また、髪の毛にいい成分のサプリメントやシャンプーを見直すことでも頭皮環境を改善することができます。
例えば、亜鉛EXには髪の毛を形成するための素となるケラチンというタンパク質と亜鉛が入っています。
このサプリだけで、髪の毛を作ることができるので飲んでみてはいかがでしょうか。
シャンプーに関しても、ドラッグストアで売られているような市販のものではなく、ウーマプレミアムやモンゴ流シャンプーなど洗浄力が強くないシャンプーをオススメします。
市販のシャンプーは洗浄力が強く、必要以上に頭皮の皮脂を取ってしまい、体が「頭皮に脂が足りない!」とさらに脂を出してしまうので頭皮環境が悪くなってしまい、抜け毛が増えてしまうのです。
さいごに
今回は、「10代の高校生などから薄毛になるのか?」から「薄毛になった場合」の記事を書きました。
10代は薄毛でも「ちょっと薄いかな」程度の人が大半なので、気にすることも無いかもしれません。
10代は、ハゲやうんこに敏感なのでちょっとでも自分より髪の毛が無い人を見るとすぐハゲハゲいう傾向にあるので、街中で見かけるような薄毛の人などのように絶望的な人はいないのではないでしょうか。
とはいえ、薄くなってきたとい思ったのなら早いうちに治療や予防をしなければ、薄毛はどんどん進行してしまいます。
年齢制限がある薄毛治療などありますが、可能な限り早い段階から薄毛の対策をするようにしましょう。