
人間の三大欲求の中に食欲というものがあるように人間は必ず食事をします。
必ず食事をしなければならないため、何かしら食べることになるのですが食べるものや食べ方などによっては薄毛を助長させてしまいます。
今回は、薄毛と食事についてお話したいと思います。
薄毛対策にいい食べものと悪い食べ物
絶対に食べなければ人間は生きていくことができないのですが、必ず食べなければならないものだったら薄毛にいい食べ物を食べたほうがいいですね。
薄毛対策にいい食べ物
まず、薄毛にいい食べ物ですが下記のようなものになります。
- タンパク質が多い食べ物
- 亜鉛などのミネラルを含む食べ物
- ビタミンを含む食べ物
タンパク質の中でもケラチンは髪の毛の素となる成分でケラチンと亜鉛が合わさることで髪の毛を作ることができるのです。
髪の毛にいい食べ物については、別の記事を書いていますので是非ご覧ください。
また、イワシなどの青魚も薄毛にいい食べ物で、別に記事を書いていますのでこちらもご覧ください。
薄毛対策に悪い食べ物
薄毛対策にいい食べ物があれば、悪い食べ物もあります。
薄毛を助長させてしまう食べ物は下記になります。
- ジャンクフード
- アルコール
- 脂っこい食べ物
ジャンクフードは脂質と糖質しかない
ファストフードのハンバーガーやポテト、カップラーメン、ポテトチップスなどのジャンクフードはほとんど脂質と糖質しかありません。
髪の毛を作る成分はほぼ無く、摂りすぎてしまうと頭皮に悪影響が出てしまいます。
なぜ、ジャンクフードで頭皮に悪影響がでてしまうかというと、脂質と糖質を摂りすぎてしまうことで太ってしまいます。
太ってしまうと皮脂の量が多くなってしまうのですが、皮脂の量が多くなってしまうと頭皮環境が悪くなってしまうのです。
ジャンクフードは体に良くないことは様々なメディアで言われていることなので、頭皮にも悪いということは想像がつくと思います。
アルコールは飲みすぎることが良くない
お酒は少しの量であればストレスの発散になったり、お酒好きの人が我慢するというストレスにならないため、悪いことではありません。
しかし、アルコールの量を増やしてしまうと髪の毛にいい影響はありません。
飲みすぎてしまうことで亜鉛やビタミンなどがアルコールの分解後にできるアセトアルデヒドの分解に大量消費されてしまうので髪の毛を作るための成分が少なくなってしまうのです。
薄毛とアルコールの影響については別の記事を書いていますので、是非ご覧ください。
油っこい食べ物は脂分が多い
ジャンクフードと似ていますが、油っこい食べ物は脂分が多すぎて皮脂の量も増えてしまいます。
脂っこい食べ物を食べた翌日や食べて少しすると顔が脂っこいことはありませんか?
顔だけではなく、頭皮も脂っこくなっています。
そのため、必要以上の皮脂がでてしまっていて、頭皮環境が悪くなっているのです。
また、ジャンクフードと同様に太ってしまうことで頭皮の皮脂の量が増えてしまうことも油っこい食べ物の悪いところですし、揚げ物や油っこい炒めものに多く使われているサラダ油は過剰に摂取してしまうと心筋梗塞や高血圧の原因になってしまうため、体に良くないことも分かっています。
外食で食べるような油ものはサラダ油を使っている可能性が高いため、油っこい食べ物は髪の毛にも体にも良くないのです。
薄毛対策にいい食べ方とは?
薄毛対策にいい食べ物や悪い食べ物を紹介しましたが、次は食べ方になります。
食べ方と言っても箸の持ち方やマナーではなく、食べる時間や食べる早さ、食べる量などです。
薄毛対策にいい食べ方とは下記になります。
- ゆっくり噛んで食べる
- 寝る前に食べないこと
- お腹いっぱい食べない
ゆっくり噛んで食べることでお腹いっぱい食べなくても良く胃腸の消化にもいい
早食いは満腹中枢に刺激が少ないため、必要以上に食べてしまいます。
必要以上に食べてしまうことで、太ってしまい頭皮の皮脂の量が増えてしまい、頭皮環境が悪くなってしまうのです。
よく腹八分と言われていますが、ゆっくり噛んで食べることで満腹中枢が刺激され必要以上に食べることがなくなります。
また、よく噛むことで胃腸で消化しやすくなるため、胃腸にも優しい食べ方になるのです。
早食いは、太るだけではなく胃腸にも悪い食べ方になるので必要以上に胃腸に負荷を与えてしまい、胃腸を疲れさせる原因となってしまいます。
寝る前に食べてしまうと寝てる間も消化に集中してしまう
夜の10時から夜中の2時までの成長ホルモンによって、昼に痛めた髪の毛の修復などが行われます。
寝る前に食事をしてしまうと食べ物の消化に集中してしまい、その他の部分の修復や成長を妨げてしまう可能性があります。
また、寝る前に食べるとエネルギーを消化することがありませんので、食べた分がそのまま脂肪になってしまい、太ってしまう恐れがあります。
寝る前に食べることはいいことではないのです。
寝る2時間前には、食べ終わっているようにしてうどんや雑炊、野菜スープなどの消化にいい食べ物にすることで寝ることには成長ホルモンの妨げにならないでしょう。
ただし、成長ホルモンは夜の10時ころから分泌されるため、なるべくその頃には寝ているようにしましょう。
お腹いっぱい食べないことで太る可能性を減らす
早食いだけではなく、間食が多かったりしても太ってしまいます。
太ってしまうことで、皮脂の量が増えてしまうので頭皮にいいことはありません。
お腹いっぱい食べてしまうと胃腸の負担も増えてしまうことで胃腸を悪くしてしまいますし、食べるものによっては糖質や脂質を必要以上に摂取してしまう可能性もあります。
太ってしまうと皮脂の他にも生活習慣病を患ってしまうため、いいことが無いのです。
良質の油やあっさりした和食中心にすると薄毛対策を意識した食生活になります
油というと揚げ物や炒めものに使う油を思い浮かべると思いますが、今ではコーヒーなどにも入れることができる油もあります。
例えば、オリーブオイル、MTCオイルやココナッツオイル、オメガ3脂肪酸が含まれている油がいいと言われています。
上記の油に共通していることは、痩せることができることと炒めものなど加熱せずにサラダにかけたりすることもできる油ということです。
体にいい油(オイル)をまとめてみましょう!
- 青魚の油(イワシやサバを食べることで摂取可能)
- オリーブオイル
- MCTオイル
- ココナッツオイル
- えごま油
- 亜麻仁油
青魚の油は、イワシやサバから直接摂取することも可能ですが、サプリメントから摂取することも可能です。
毎日摂取するのが難しいので、サプリから摂取することをオススメします。
オリーブオイルに関しては、エキストラヴァージンと呼ばれるオリーブの実を絞っただけのオイルが有名ですが、脂肪の付きにくいピュアオリーブを使うことをオススメします。
MCTオイルは、中鎖脂肪酸のため肝臓での油の分解がスムーズに行われ、すばやくエネルギーに変わるため体の中に留まることが少ないです。
そのため、太りにくい油として最近注目を浴びている油になります。
ココナッツオイルは、MCTオイルの原料となる油です。
中鎖脂肪酸が入っていることはMCTオイルと同じですが、量と香りが違います。
ココナッツオイルのほうが量が少なく、ココナッツの甘い香りがすることが特徴です。
無味無臭が好きならMCTオイルの方をオススメします。
えごま油も青魚系に含まれている油と同様にオメガ3脂肪酸が入っています。
えごま油は、シソ科のジュウネンから取れる油ですが、現代人に不足しがちな必須脂肪酸の中のリノレン酸を摂取することができ、血中の中性脂肪を下げることができます。
亜麻仁油もえごま油に同様にオメガ3脂肪酸を摂取することができるます。
オイルだけでなく、和食中心のあっさりした食事中心にすることでも偏った食生活にならないようにできる
現代のような糖質と脂質だけの生活だとビタミンやミネラル、タンパク質などの他の栄養素が疎かになってしまい、偏った食生活になってしまいます。
和食中心の食生活にすることで、脂質が少なくビタミンやミネラル、タンパク質の栄養も摂取することができるのです。
ただし、和食中心でもメニューによっては偏ってしまったり、塩分が多くなってしまうので、注意するようにしましょう。
さいごに
今回は、薄毛と食事について書きました。
食べ物はもちろんのこと、食べ方なども改善することで薄毛の対策として期待することができます。
髪に悪い食べ物や悪い食べ方をしていると薄毛の進行をさらに進めてしまう可能性があるため、改善するようにしましょう。
また、食事も大切ですが早めの薄毛治療も大切になります。
そして、薄毛薄毛と考えすぎるとそれもストレスになってしまい、薄毛を進行させてしまうので注意しましょう。