
docomo、au、ソフトバンクを使ってると思いませんか?
月々の携帯利用料が高い!
基本料や通信量、端末代で月に1万円以上かかっている人も多いのではないでしょうか?
でも「格安SIMにしたいけどどこがいいの?」って思われている方もたくさんいるかと思います。
結論から言うとオススメする格安SIMはワイモバイル
目次
① 格安SIMに変えるとどうなる?
まずは、格安SIMとdocomoやau、ソフトバンクと何が違うのでしょうか?
格安SIMは、基本的には独自の回線を持っていません。
つまり、電話がつながるエリアやインターネットがつながるエリアというものを持っていません。
では回線はどうなるのかというと、docomoやau、ソフトバンクの回線を使っているのです。
もう少し詳しく言うと、docomoの回線の一部を格安SIMの会社が使わせてもらっていることになります。
国旗のように見えますが、上記画像全てがNTT(docomo)回線だとしたらその中の一部を格安SIMの会社が使わせてもらっているイメージになるのです。
そのため、通話エリアもインターネットができるエリアもdocomoと同じエリアになります。
格安SIMだからと言って都市しか通話できないわけでは無いのです。
これはauの回線やソフトバンクの回線を使っている格安SIMもあるので、使っている回線によってエリアが変わるのです。
格安SIMの会社でもプランDやプランAなどdocomoのDやauのAなどで回線の種類を分けている会社もあります。
② 格安SIMのメリットとデメリット
格安SIMの一番のメリットは月々の料金が劇的に安くなる
自社で回線を持たない格安SIMは、メンテナンス料をユーザーから取ることは無いので毎月の利用料を安く抑えることができます。
例えば、docomoとdocomo回線を使っているiijmioを月7GB(iijmioは6GB)での月々に支払う利用料を比べると・・・
docomo | 5,980円 |
iijmio | 2,220円 |
このように2倍以上月々の利用料に差が出てしまうのです。
また、同じ格安SIM会社で回線を選ぶことができるため、SIMロックがかかっているiPhoneなどにも対応することが可能です。
安くて評判のいい会社を選びたいけどdocomo回線のみだとSIMフリースマホかdocomoで買ったスマホしか契約できず、auなどのスマホは契約してもSIMロックがかかってしまっているので利用できないのです。
例えば、iijmioの場合はA回線とD回線の2種類から選べるため、A(au)とD(docomo)といづれかから乗り換えても利用することが可能です。
ただし、ソフトバンクから乗り換えてもiijmioでは利用できないので注意しましょう。
※SIMフリースマホやSIMロックを解除したスマホはどこから乗り換えても可能です。
また、スマホも安く買うことができるため、利用料と端末代を合わせても4000円程度ということも可能ですし、端末によっては利用料に+200円程度(分割して)で別途端末を手に入れることも可能です。
- 月々の利用料金が安い
- 通信会社を選択できる
- スマホが安く手に入る
大きなデメリットは通信速度が遅い
格安SIMの通信速度は遅いです。
これは格安SIMの会社にユーザーが増えれば増えるほど遅くなってしまいます。
先程の図を見てもらうと分かるかと思うのですが、回線の一部を使っているので持っている帯域幅が少ないのです。
つまり、利用するユーザーが増えれば増えるほど帯域を圧迫してしまい、使わせてもらっている回線がいっぱいいっぱいになってしまいます。
イメージとしては、花火大会などで港に行くと人が多くいると前に全然進みませんよね?
逆に花火大会もイベントも無い日に港に行っても空いていてスイスイ歩くことができますよね?
これが回線内で起きているのです。
ちなみに平日で主に回線を使う時間帯って知っていますか?
通勤時と昼休みと帰宅時です。
通勤と帰宅時は電車内でスマホをいじっていることが多いですね。
昼休みは通勤時と帰宅時よりひどく、12時から13時が昼休みの会社が多いので一斉にスマホをいじりだします。
ちなみに上記はiijmioで昼休みの時間帯、都心で速度を測ってみた結果です。
0.2Mって一昔前の携帯電話の通信速度だった3Gよりも遅い速度ですからね。
動画なんてくるくるしてて終わりますし、インターネットで画像が表示されるのに数分かかっていました。
また、通信速度の他にも格安SIMの会社が多くて選びづらいこともデメリットになります。
docomo、au、ソフトバンクの3社なら比較もしやすかったと思いますが、ネットで「格安SIM 一覧」と調べても分かるように主要の格安SIMの会社だけでも30社はあります。
この中から自分にあった会社を選ぶなんて至難の技です・・。
そして、メリットで上げた格安SIMの会社でスマホを買うと安いと言いましたが、実は型が古いから安いのです。
そのため、3つ目のデメリットとして最新のスマホを買うことができないことが多いことが当てはまります。
例えば、人気のiPhoneはほぼ売っていません。
そのため、最新のiPhoneを使いたいならAppleStoreからSIMフリーで買わなければならないのです。
- 通信速度が遅い
- 格安SIM会社が多くて選びづらい
- 最新のスマホが買えない
③ おすすめできる格安SIMはワイモバイルかUQモバイル
格安SIMのメリットデメリットまで見てもらって、「じゃあ、docomoとかと比較するにはどの格安SIMの会社がいいのか?!」と思われた方もいるのではないでしょうか。
この2つの格安SIMがオススメでき、docomoなどと比較ができます。
なぜかと言うと・・・
- docomoなどの3大キャリアより利用料金が安い
- 通信速度が安定している
月々の利用料金と安定した通信速度は重要ですので、この2社がオススメできます。
ワイモバイルはソフトバンク回線のみで元イー・モバイルだった会社
ワイモバイル
イー・モバイルは独自に回線を持っていて、他の格安SIMとは違います。
そのため、イー・モバイル+ソフトバンクと回線も合体したため、実質両方の回線が使える状態になっているのです。
ちなみにイー・モバイル時代で起きた東日本大震災では、唯一通話制限がなく電話することができた通信会社になります。
UQモバイルはwimaxの会社でau回線を使っている
wimaxは速度がめちゃくちゃ早くて有名な会社でした。
今は、auに吸収されてますが通信速度はワイモバイル
「格安SIM 速度」で検索すると主要格安SIMの速度が出てくるのですが、毎月1位から3位あたりをウロウロしているくらい通信速度が出ている会社になります。
利用料金は2社ともほとんど同じ
月々6GBの通話もできるプランで2社を比較すると下記のようになります。
会社 | 料金 |
ワイモバイル | 2,980円 |
UQモバイル | 2,980円 |
※割引なしの状態
そのため、料金で選ぼうとしても大差はありません。
この2社のデメリットは2年縛りがあることと回線を選べないこと
実は格安SIMの会社のほとんどが2年縛りというものがありません。
「1年間使ってくれればそれ以降は同じ月額利用料で、いつでも解約してもいいですよ。」というスタンスなのですが、ワイモバイル
そのため、NMP(他社へ乗り換え)したいというときはタイミングを見計らって乗り換えしなければ9500円の解約手数料が取られてしまいます。
また、回線も固定で
になります。
docomoのSIMロックがかかっているとどちらも契約できませんし、auのSIMロックがかかっているとワイモバイル
④ ちなみに速度がどのくらい違うのか見てみましょう
格安SIM同士で通信速度がどのくらい違うのかiijmioとワイモバイル
朝(iijmio)
朝(ワイモバイル)
昼(iijmio)
昼(ワイモバイル)
夕(iijmio)
夕(ワイモバイル)
iijmioは料金も安く、昼休み以外であれば問題なくインターネットができるので悪くはないです。
また、家で光回線のwifiを中心に使っている人も昼休みさえ気にならなければiijmioもいい格安SIM会社だと思っていますが、通信速度を気にする場合はやはりワイモバイル
⑤ ちなみに私はワイモバイルを使っています
上の④を見てもらったら分かるかもしれませんが、元iijmioを使って現在ワイモバイル
3年くらいiijmioだったのですが、ここ最近の昼休みの通信速度がネックで乗り換えてしまいました。
体感でも速度の違いがかなり出ています。
ちなみに最後までQUモバイル
だいたいこの2つの会社を比較する時に言われるのが通話ならワイモバイル
※他の格安SIMの会社(LINEモバイル
LINE IDが使えないことも不便だったのでここも考慮して選びました。
ちなみにQUモバイル
⑥ さいごに
「格安SIMってなんだか怖い」
「格安SIMに乗り換えてみたいけどどれがいいのよ?」
という方にはワイモバイル
せっかく月々の利用料金が安くなったのにどこか不便になってしまってはガッカリしてしまいますので、乗り換えるならワイモバイル